ハッピーテラスキッズ中野ルーム|Wish+ Archive charity

ハッピーテラスキッズ中野ルーム|Wish+ Archive charity

※こちらの記事は、弊社運営の病児障害児専門医療ケアグッズとお見舞い品のECマーケットプレイス『チャーミングケアモール』内のチャリティコンテンツWish+「ウィッシュプラス」の過去記事を転載したものです。

Archive charity 児童発達支援施設 ハッピーテラスキッズ中野ルーム【東京都】

 「すべての子どもたちに質の高い発達支援を」

デコボコベース株式会社が運営する児童発達支援施設ハッピーテラスキッズ中野ルーム

「凸凹が活きる社会を創る。」というビジョンのもと、障害児通所支援事業や就労移行支援事業などを行うデコボコベース株式会社。障害のある方々への切れ目のない支援を目指して、全国に多数の事業拠点を展開しています。

なかでも、未就学の子どもを対象とした発達支援を行なっているのが「ハッピーテラスキッズ」です。今回は、東京都中野区にある、ハッピーテラスキッズ中野ルームを取材させていただきました。

障害者福祉や教育、保育のプロが在籍する中野ルーム

ハッピーテラスキッズ中野ルームでは、ADHDやASDといった発達障害の診断がついたお子さんや、診断はついていないものの、心身の発達が心配なお子さんに対する支援を行っています。

支援の対象は未就学児で、現在は1歳3ヶ月から6歳まで、40名ほどが在籍しています。

今回お話を伺ったのは、保育士として働く望月花梨さん。大学では障害者福祉を学び、社会福祉士の資格も持つ彼女は、中野ルームで日々お子さんたちの発達支援に奮闘しています。

望月さんをはじめ、中野ルームのスタッフの皆さんは、明るくてフレッシュな方ばかり!

ーハッピーテラスキッズ中野ルームに在籍するスタッフは、持っている資格も、これまでの経歴もバラバラです。ですから、発達障害学習支援サポーター(※)の資格を取得するなど、スタッフ間で発達支援への共通認識が取れるようにしています。
お子さんの支援計画を立てるときには、それぞれが意見を出し合い、その子にとってベストな支援方法を考えています。

(※)発達障害学習支援サポーター:発達障害や発達障害グレーゾーンの子どもたちに適切な支援を行うことができる人を育てるための資格制度。

「キッズファースト」の信念で特性にあわせた様々な支援を提案

中野ルームでは、マンツーマンの個別療育と、定員5名の集団療育を行なっています。
発語が少ないお子さんには個別療育でじっくりと、社会性やコミュニケーション面の支援が必要なお子さんには集団療育を選ぶなど、子どもの特性や困りごとに合わせて、支援方法を選択しています。

ー未就学児といっても、年齢や特性によって、支援の内容は様々です。
たとえば、年少さんであれば、友達と関わることの楽しさを体感してもらったり、家庭でできるトイレトレーニングの方法を保護者の方にお伝えしたりします。
年長さんになると、就学を見据えた支援が必要になってきます。ボタンかけやお箸、えんぴつの使い方を練習するために、指先を動かすトレーニングを重点的に行なうこともよくあります。


 

切れ目のない支援のために保護者や他教室との連携も

お子さんが支援を受けている間、保護者の方はマジックミラー越しにその様子を見ることができるのだそう。
ー家庭での関わりに生かしてもらえるよう、療育の様子を実際に保護者の方にも見てもらうようにしています。お子さんの様子によっては、教室内で保護者の方に同席してもらうこともありますが、可能な限りお子さんと支援者のみで療育を行うようにしています。
未就学児を支援対象としている中野ルームでは、年長さんまで療育に通ったらルームを卒業して、小学校の普通級に通う子もたくさんいるんです。
もちろん、引き続き支援が必要なお子さんには、同じ中野区内にある「ハッピーテラス中野教室」で放課後デイサービスを利用することが可能です。切れ目のない発達支援を意識して、教室間でしっかりと連携するようにしています。

子どもたちの発達支援に役立つグッズが欲しい

日々試行錯誤しながら、お子さんの支援にあたる望月さん。チャーミングケアの商品の中で「こんなグッズが中野ルームにあったらいいな!」と思うものについて伺いました。
ー指先を使える道具があったらいいなと思っています。
こちらで食事をすることはないのですが、細かい動きが苦手なお子さんでも掴みやすいお箸などがあれば、指先の運動に活用できるかなと。
また、感覚過敏があってマスクを外してしまったり、噛んでしまったりするお子さんもいます。そういった子をサポートできるグッズもあると嬉しいですね。

「みずいろクリップ」は、耳から情報を入れてあげたい、発声の難しいお子さんへの支援に活用できそうです。

「みずいろクリップ」の
購入はこちらから


インタビューを終えて 【ライター/よしわら かおり】

発達支援を必要とする子どもの増加とともに、児童発達支援施設や放課後等デイサービスの数も右肩上がりに増えています。(「厚生労働省 児童発達支援の現状等について」[1] より)しかし、発達支援の内容や、スタッフ教育の方法などは、施設によって千差万別です。
障害者福祉のプロが在籍していることや、スタッフの半数以上が発達障害学習支援サポーターの資格を取得していることは、ハッピーテラスさんに安心して子どもを託せる、ひとつのポイントではないでしょうか。
そして、発達支援に役立つグッズがハッピーテラスさんにあったら、より効果的な支援ができるのではないかとも感じました。
チャーミングケアで取り扱うグッズの中には、発達支援に役立てていただけそうなものが色々あります。形が変えられるスプーンやフォーク、耳のゴムが苦手なお子さん向けのマスク、取材中も話題にあがった、水の量と色を音声で教えてくれる「みずいろクリップ」など。
発達支援のプロたちが、こういったグッズをどのように現場で活用するのか、ぜひ見てみたいという思いがあります。そして、新たなツールを取り入れることで、お子さんたちが今よりもっと楽しく、支援を受けられたら良いなと感じました。

・参考資料
厚生労働省 児童発達支援の現状 P.5、6

※こちらのチャリティは終了しております。
今回のチャリティ目標額は10万円を目標にしています。【チャリティ期間 2022年5月1日ー5月31日】
期間中に集まったチャリティ額を合算して、対象施設に「お見舞いギフト券」としてお渡しします。
集計されたポイントは有効期間6ヶ月とし、その間、該当施設様に活用していただけます
*付与させていただくポイントはチャーミングケアモール内でのみ活用できるポイントとなります。


チャーミングケアモールでは、SNSでシェアするだけでも、協賛企業より1シェア毎にWish+のチャリティー先へ届けられます!

簡単な仕組みはこちら

現在ご支援いただいている企業様
一般社団法人 Empower Children(エンパワーチルドレン)様

一般社団法人Empower Childrenは、小児がんの子どもたちとその家族の金銭的、社会的支援を募り、小児がんで苦しむ子どもたちの医療ケアの向上に寄与することを目的として2018年4月に設立


国際小児がんデーにあたる2月15日には、「エンタメの力で子どもたちに生きる力を。」をテーマにアーティストが小児がんの子どもたちを音楽で元気づけるためのチャリティーイベントを毎年開催。
そのほかにも、様々なチャリティー活動を通じて、高額医療を受けることができない子どもたちへの金銭的支援や、アーティストらが子どもたちを元気づける人的支援などを行っています。

*チャーミングケアもチャリティイベントの協賛団体に選出いただき、寄付額の一部をWish+の活動及びチャーミングケアの啓蒙活動に活用させていただいております。

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