日本では20人に1人が早産 「世界早産児デー」前にピジョンとトモニテが啓発イベント

Qケア

ピジョン(東京都中央区、矢野亮社長)と、子育てメディア「トモニテ」を運営するエブリー(東京都港区、吉田大成社長)は10月14日、早産児への理解を広げる啓発イベント「ちいさな手と、手をつなぐ日。〜あなたの『知る』が、エールになる〜」をアリオ北砂(東京都江東区)で開く。11月15日の「世界早産児デー」に先立つ取り組みで、参加は無料。事前予約は不要。

会場は同施設1階のリーフコート。午前11時〜午後4時30分、ちいさく生まれた赤ちゃんと家族の写真展を実施する。午後1時からのステージトークセッションには、早産を経験した母親2人、日本NICU家族会機構(JOIN)の有光威志医師、ピジョン担当者が登壇。「早産を振り返って」「生まれてから大変だったこと、うれしかったこと」「成長した今だからこそ伝えたいメッセージ」などをテーマに語る。

午後1時45分からは、参加者が紫色を中心としたスタンプで手形を押す「みんなで作る手形ウォール」を展開する。このほか、母乳バンクをはじめとする支援活動の紹介、参加者プレゼントの抽選会などを予定している。日本NICU家族会機構と赤ちゃん本舗が協力する。

ピジョンの発表によると、日本では在胎37週未満で生まれる早産児の割合が全出生数の約6%で推移しており、約20人に1人が早産で生まれている。同社は、専門的なケアを必要とする赤ちゃんと家族を支える「ちいさな産声サポートプロジェクト」を展開しており、今回のイベントもその一環と位置づける。

退院後の生活は知られる機会が少ない

早産児への関心は、出生時やNICUへの入院中に集まりやすい。一方、退院後の成長や家族の生活については、社会に知られる機会が少ない。

退院後の家庭では、体重の増え方や発達の経過、感染症への備え、保育園への相談や配慮の伝え方、就学に向けた準備など、新たな判断や調整が必要になる場合がある。こうした課題は医療だけで完結するものではなく、保健、保育、教育、福祉など複数の領域にまたがる。

周囲から「退院したのだから、もう大丈夫」と受け取られやすい時期に、家庭では日々の暮らしに関する判断を求められる。周囲に状況が知られていないことは、家族が相談しづらさや孤立を感じる一因にもなる。

今回のイベントは「知る」ことを前面に掲げ、写真や当事者の語りを通じて、出生時だけでなく、その後に続く子どもと家族の暮らしにも目を向ける内容となっている。

イベント概要

  • 名称:ちいさな手と、手をつなぐ日。〜あなたの「知る」が、エールになる〜
  • 日時:2026年10月14日(水)午前11時〜午後4時30分
  • 会場:アリオ北砂 1階 リーフコート(東京都江東区北砂2-17-1)
  • 主催:ピジョン、エブリー「トモニテ」
  • 協力:日本NICU家族会機構(JOIN)、赤ちゃん本舗
  • 対象:子育て世帯・家族連れ
  • 参加費:無料(事前予約不要)
  • 内容:写真展、ステージトークセッション、手形ウォール、応援アクションコーナー、参加者プレゼント抽選会

出典:ピジョン プレスリリース

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