小児がんの絵本、スウェーデンから 日本語版を全国156施設へ無料配布

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国立成育医療研究センターは、スウェーデン白血病基金が発行する小児がん啓発絵本『VOVA』の日本語翻訳版『ボフボフのげんきへのみち おくすりのちりょう』を制作し、全国156の小児がん診療病院に無料配布する。一般販売はない。

厚生労働省の補助金による「小児がん中央機関機能強化事業」の一環である。同センターは小児がん中央機関を務めている。

点滴やチューブを、キャラクターが説明

この絵本が想定しているのは、プレパレーションの場面である。治療や検査の内容を子どもに分かりやすく伝え、心の準備をしてもらう取り組みを指す。

日本では、幼い子ども向けのプレパレーション用の絵本が少ないとされる。今回の日本語版は、医療者がその場面で使えるツールとして制作された。

内容は、点滴や細いチューブといった医療器具を、キャラクターの「ボフボフ」が説明していく構成となっている。今回の対象は化学療法(抗がん剤治療)である。今後は「手術療法」「放射線療法」を対象とした日本語版も順次制作する計画としている。

翻訳を担当したのは、『VOVA』が生まれたスウェーデン出身のタレント、LiLiCoさん。医師やCLS(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)と調整しながら進められた。

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出典

国立成育医療研究センター プレスリリース
https://www.ncchd.go.jp/press/2026/1013.html

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