岩手県政150周年記念パレードを「ハートフルエリア」から観覧 医療的ケア児ら13家族51人が参加

岩手県政150周年記念パレードを「ハートフルエリア」から観覧

認定NPO法人Plus One Happiness(岩手県釜石市)は11月7日から8日にかけて、重症心身障害児・医療的ケア児と家族を対象とした「ユニバーサルツアー@岩手県政150周年記念パレード」を実施する。参加するのは13家族51人。11月8日に陸前高田市で行われる岩手県政150周年記念パレードを、県が設ける観覧エリア「ハートフルエリア」から観覧する。

予定10家族を超え、13家族51人が参加

当初は宿泊・日帰りの各プラン5家族、計10家族を予定していたが、応募が予定を超えたため受け入れ枠を拡大した。内訳は、宿泊プランが5家族23人、日帰りプランが8家族28人。

参加する子どものうち11人がバギーを使用し、5人が人工呼吸器を使用している。人工呼吸器を使う5人のうち4人は日帰りプランで参加する。このほか、歩行はできるものの酸素投与などの医療的ケアが必要な子ども2人も参加する。

宿泊と日帰り、家族に合わせた2つのプラン

宿泊プランは11月7日に大船渡温泉へ宿泊し、午後6時から7時ごろまで家族交流会を行う。翌8日に日帰りプランの参加者と合流し、パレードを観覧する。

ツアー中の支援は見守りを基本とし、日常的な医療的ケアは家族が担う。緊急時のバックアップ体制も整える。参加費は駐車料金を含め無料で、同法人が負担する。

東京ディズニーリゾートのパレードを「ハートフルエリア」から

岩手県政150周年記念パレードは11月8日午前11時ごろから、陸前高田市の高田町中和野シンボルロード交差点から高田松原運動公園前までのコースで行われる。東京ディズニーリゾートのスペシャルパレードは正午ごろの予定。

家族が観覧するのは、主催する岩手県が高田松原運動公園前に設ける「ハートフルエリア」。医療的ケア機器やバギーを使う子どもを含む家族が、まとまって観覧できる場所となる。

旅行や地域イベントへの参加を「最初の一歩」に

理事長の横沢友樹氏は、障害のある子どもと家族にとって、旅行や大規模イベントへの参加は当たり前ではないと指摘する。遊びや体験も子どもの成長に欠かせないとし、今回の取り組みを、家族が今後自分たちで旅行するためのきっかけや、障害のある人も楽しめるまちづくりを考える機会につなげたいとしている。

ツアーは、同法人が進める「君の『やりたい』を『できる』に変えるプロジェクト」の一環。岩手県の後援を受け、大船渡温泉、母子小児訪問看護ステーションcocolu、シェア活 ゆるーい仲間づくりが協力する。いきいき岩手支援財団のいわて保健福祉基金助成事業による助成も受けている。

同法人は、本ツアーを旅行業としてではなく、体験機会を無償で提供する事業として実施すると説明している。

Qケアからのご案内

旅行やイベントへの参加にあたって、どんな準備が必要か、どこに相談できるのか分かりにくい場合があります。Qケアbaseの事前相談ナビでは、相談内容がまだまとまっていない段階から、現在の状況や相談先の候補を整理できます。

▶ 事前相談ナビ

出典

認定NPO法人Plus One Happiness プレスリリース

Plus One Happiness「ユニバーサルツアー@岩手県政150周年記念パレード」

岩手県政150周年記念事業「岩手県政150周年記念パレード」

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