公益社団法人子どもの発達科学研究所は11月19日、大阪大学中之島センター(大阪市北区)で、自治体関係者を対象に、カードゲームと絵本を使ったいじめ予防の実践を紹介するセミナーを開く。こども家庭庁の委託事業で、大阪大学が共催し、大阪府が後援する。
扱うのは、学校内の対応に限らず、学校外でのいじめ解消体制を地域にどう作るかという課題である。首長部局や教育委員会、自治体の支援者が、地域住民や保護者を巻き込んだ啓発方法を学ぶ。
カードゲームを使って、いじめにつながる行動を考える
特徴は、カードゲームを使った体験型のワークショップ「いじめ予防ゲミワ」である。
使用するのは、前向き行動支援といじめ予防のカードマッチングゲーム「クラスピ」、いじめの加害者にならないための「シンキングエラーカード」、いじめの悪質化を防ぐ「やはた行動カード」。参加者は実際にゲームを体験し、地域の啓発活動や授業などへの活用方法を考える。
同研究所は、いじめが起きにくい地域づくりに向けた環境整備や具体的な行動、住民や関係機関に向けた啓発の進め方も取り上げるとしている。

絵本「きみのとなりの クラスピ」も活用
あわせて、同研究所が監修した、いじめ予防科学の絵本「きみのとなりの クラスピ」を使った取り組み方法も紹介する。
カードゲームと絵本を組み合わせることで、いじめを抽象的な問題として伝えるだけでなく、子どもや周囲の人が具体的な場面や行動を考えるきっかけにする。
講師は、同研究所所長・主席研究員で小児発達学博士の和久田学氏と、同研究所所員の石橋浩美氏。石橋氏は大阪市内の小学校で教諭・教頭を務め、現在はいじめ予防の出前授業や教員研修などに携わっている。
セミナーは11月19日午後1時半から4時まで、大阪大学中之島センター10階・佐治敬三ホールで開催される。
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出典
子どもの発達科学研究所 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000076724.html
