サムシンググッドは10月15日、コミュニケーショントレーニングゲーム「アバタースクール」の販売を始めた。放課後等デイサービスなどの施設向けで、対象は小学1年生から中学3年生までの自閉症の児童。監修は小児科医で医学博士の平岩幹男氏。
参加者は動物のアバターになり、どんじゃんけん(じゃんけんを使った集団遊び)、ボール遊び、鬼ごっこなどに参加する。最大8名が同じ画面でアバターを操作できる。
開発の背景として同社が挙げているのは、対面での挨拶や会話、順番待ち、負けを受け入れることに困難を感じる子どもがいる一方、人形やぬいぐるみを介すると話せる子どももいるという点である。その考え方をアバターに取り入れた。
遊びのルールを相談し、できたことをその場で褒める
利用の流れは、挨拶、おじぎと拍手、遊びやチーム・ルールの相談、集団遊び、終わりの挨拶という構成になっている。
遊びのルールやチーム分けを話し合う過程で、伝える、聞く、協力するという経験を積む。スタッフが「できたこと」をその場で褒め、日常のコミュニケーションにつなげることを目指すとしている。
「言語・コミュニケーション」と「人間関係・社会性」の2領域に対応し、施設の普段の療育活動に合わせて使える設計となっている。
監修した平岩氏は、発達障害の臨床に約半世紀携わり、ライフスキルトレーニングを提唱してきた。監修の土台にあるのは、子どもが周囲と折り合いをつける力を育む「社会的妥協(ソーシャル・コンプロマイズ)」という考え方で、「できたこと」「我慢できたこと」を褒めることを重視している。解説動画が公式サイトで公開されている。
施設向けの機材レンタル形式
提供形態は施設向けの機材一式レンタル。初期導入費用は220,000円(税込、初回のみ)で、設置と操作レクチャーを含む。月額利用料は33,000円(税込、30日ごと)で、機材レンタルとサポートが含まれる。
機材はノートPC、コントローラー8台、接続ハブ。モニターは施設側で用意する(42インチ以上推奨)。機材調整に伴う出張交通費が別途かかる場合がある。
同社は、効果には個人差があり、変化を保証するものではないと注記している。
問い合わせは公式サイトまたは電話(03-6271-4592)まで。
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出典
サムシンググッド プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000192681.html
