感覚過敏と感覚鈍麻による生きづらさを扱ったドキュメンタリー映画『Feel/Unfeel フィール/アンフィール -感覚過敏と感じない社会』が、12月11日から東京・UPLINK吉祥寺で公開される。上映時間は118分。
その後、2027年1月15日から京都・UPLINK京都、1月16日から大阪・第七藝術劇場、1月18日から大阪・シアターセブンで公開され、以降は全国で順次上映される予定となっている。
40組以上の当事者・家族・専門家を取材
取材したのは、日米をはじめとする40組以上の当事者、家族、専門家である。
扱うのは、光・音・触覚・嗅覚・味覚などへの過敏さを指す「感覚過敏」と、刺激を感じにくい状態である「感覚鈍麻」。自閉スペクトラム症(ASD)、PTSD、高次脳機能障害などとの関連も語られるが、診断の有無にかかわらず困難を抱える人にも焦点を当てている。
個人の問題として閉じるのではなく、社会制度や文化的背景も検証する構成となっている。
企画の背景として挙げられているのは、コロナ禍でマスクの着用が難しい子どもの存在が知られるようになったこと、そして感覚の困難が「気にしすぎ」「わがまま」と誤解されやすいことである。
全編に字幕が付く。
前作はADHDがテーマ、全国100か所以上で自主上映
監督・プロデューサーは、前作『ノルマル17歳。-わたしたちはADHD-』(2023年)を手がけた北宗羽介氏。前作は全国100か所以上で自主上映が続いているという。
出演するのは、強い聴覚・視覚過敏のある当事者や、外出時に帽子とイヤーマフを使う当事者のほか、医学博士の竹田契一氏、臨床心理士・薬剤師の高山恵子氏、南アフリカの看護師マーリーン・メイリング氏など。
後援には、日本発達障害ネットワーク、日本自閉症協会、日本感覚統合学会、日本作業療法士協会、日本ミソフォニア協会、愛知県自閉症協会・つぼみの会などが参加している。制作にあたっては、個人からのクラウドファンディングによる支援も受けた。
詳細は公式サイトに掲載されている。
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