医療福祉施設にライトオンの出張店舗 2027年春までに13施設へ

医療福祉施設内に再現されたライトオンの衣料品売り場

ライトオンは、医療福祉施設などを訪問して衣料品の販売やワークショップを行う「Right-on Caravan(ライトオン・キャラバン)」の実施地域を広げている。

2026年6月の本格始動以降、北海道、東京、愛知、千葉、神奈川の5施設で開催した。2027年春までに、計13施設での開催が決まっている。

店舗へ行きにくい人に、服を選ぶ体験を

対象としているのは、外出などの事情から自分で店舗へ足を運ぶことが難しい人である。

施設内に期間限定の売り場を設け、参加する人の状況や希望に合わせた衣料品を販売する。服を購入することだけでなく、自分で選び、試し、買い物を楽しむ体験を届けることを目的としている。

衣料品の端切れやデニム素材を使ったアップサイクルワークショップも実施する。出張販売とワークショップの内容は一律ではなく、それぞれの施設と話し合いながら企画している。

同社は、営利を主目的とするものではなく、地域・社会への貢献を第一に考えた活動と位置づけている。

医療福祉施設内のライトオン出張店舗で、車いすの利用者が服を選ぶ様子

実際の店舗に近い売り場を施設内に再現

東京都板橋区の心身障害児総合医療療育センターでは、施設内に実店舗を再現することを意識した出張販売を行った。

メンズ、ウィメンズ、キッズの商品をそろえ、実店舗で使用しているポスターや映像を配置。利用者が安心して買い物を楽しめるよう、施設内の動線や商品の陳列も工夫した。

千葉県柏市の東葛医療福祉センター光陽園では、施設の夏祭りに出店。重度の障害がある入所者を中心に、デニムなどを使ったタッセルキーホルダーを制作して贈った。

愛知県青い鳥医療療育センターでは、病気の子どもたちに向けた展示活動を行う「Smile Painter DAIKI」の作品も展示された。

医療福祉施設内に設けたライトオンの出張店舗と、アップサイクルワークショップの材料

北海道で始まり、各地の医療福祉施設へ

取り組みは2023年、北海道の医療福祉法人とのつながりをきっかけに始まった。施設側の「入所者に楽しい買い物を体験してほしい」という希望と、ライトオンの地域連携の取り組みが重なり、継続開催につながったという。

開催施設からの口コミやニュースリリースを通じて、ほかの医療福祉施設からも相談が寄せられるようになった。

今後は、施設内での出張販売だけでなく、実店舗への招待、施設が運営するカフェと連携したマルシェ、ファッションショー、クリスマスプレゼントの事前販売なども計画している。

重症心身障害児・者施設や医療型障害児入所施設を含め、群馬、栃木、滋賀、神奈川などでも2027年春までに順次実施する予定となっている。

Qケアからのご案内

服や暮らしの用品を自分で選ぶことは、必要なものをそろえるだけでなく、本人の好みや「こうしたい」を表す機会にもなります。チャーミングケアモールでは、病気や障害のある子どもと家族の暮らしに役立つケア用品や生活用品を紹介しています。

▶ チャーミングケアモール

出典

株式会社ワールド プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002199.000002439.html

この記事をシェア

Xでシェア Facebookでシェア

Qケア通信を応援してください

Qケア通信は、企業・団体・個人の皆さまからのご寄付やご協力によって運営しているメディアです。

病気や障害のある子どもと家族に必要な情報を届け続けるために、皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

Qケア通信を応援する 寄付・助成金の活用実績を見る
記事を検索する →
ダイアログ・イン・ザ・ダーク 盲学校プロジェクト
Qケア

盲学校の文化祭などで「暗闇の対話」 岐阜で初開催

イメージ動画
Qケア

動物のアバターで挨拶や順番待ちを練習 自閉症の子ども向けトレーニングゲーム

自治体向けセミナー「地域におけるいじめに関する啓発事業」大阪開催の案内
Qケア

カードゲームと絵本でいじめ予防を学ぶ 自治体向け啓発事業で実践紹介