ハロウィンのフェイスペイントで肌トラブル 子どもに使う前の注意点と正しい落とし方

ハロウィンのフェイスペイントイメージ

アイシークリニックを運営する医療法人社団鉄結会は、ハロウィンの仮装メイクと肌トラブルに関する調査結果を公表した。過去3年以内に仮装メイクやフェイスペイントをした全国の20〜50代の男女300人を対象に、10月5日から14日にかけてインターネットで実施した。

仮装メイクのあとに何らかの肌トラブルを経験したと答えた人は58.7%にのぼった。症状の内訳は、かゆみや赤みが42.3%で最も多く、次いで乾燥やつっぱりが挙がった。

一方、正しい落とし方を「よく知っている」と答えた人は18.3%にとどまり、「知らない」が33.0%を占めた。

子どものハロウィン・フェイスペイント、使う前の確認は12.7%

フェイスペイントを購入する際に重視する点を尋ねた設問では、価格が36.7%で最多。肌への安全性は25.3%だった。

子どもにフェイスペイントをする際、使用前の確認(いわゆるパッチテスト)を「必ず行う」と答えたのは12.7%にとどまった。

同クリニックの髙桑康太医師は、ハロウィンの時期に接触皮膚炎の相談が明確に増えると指摘する。原因の多くは、顔料や防腐剤、香料へのアレルギー反応、または長時間の使用による刺激だという。安価な海外製品の中には、日本の化粧品基準を満たしていないものもあるとしている。

つけまつげの接着剤については、成分表示でラテックスやホルムアルデヒドの有無を確認するよう促している。子どもについては、皮膚のバリア機能が未熟であるため、使用前に腕の内側などで少量を試し、使用は3〜4時間程度にとどめることが望ましいとしている。

フェイスペイントの正しい落とし方|水性・油性で異なる

安全に使うための方法として挙げられているのは、国内の化粧品基準を満たし、顔や皮膚への使用を想定した製品を選ぶこと、使用前に腕の内側で試すこと、目や口の周り、傷のある部分を避けること、使用時間を4〜6時間程度にとどめることである。

落とし方は、水性のペイントはぬるま湯で、油性のペイントは低刺激のクレンジングオイルで落とす。こすらずに優しく拭き取り、そのあとに保湿を行う。

赤み・かゆみが出たときの皮膚科受診の目安

皮膚科を受診する目安として挙げられているのは、かゆみや赤みが48時間以上続く場合、水ぶくれや発疹が出た場合、腫れが引かないか悪化する場合、目の周りに症状が出た場合である。

Qケアからのご案内

治療に伴う肌の変化があるお子さんの場合、使える用品や注意点はさらに個別になります。商品名や制度名が分からない段階からお使いいただける「アピアランスケア情報ナビ」で、情報や相談先の候補を確認できます。

▶ アピアランスケア情報ナビ

出典

医療法人社団鉄結会 プレスリリース

消費者庁「ハロウィン仮装用品での皮膚トラブルに気を付けて!」

国民生活センター「タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!」

この記事をシェア

Xでシェア Facebookでシェア

Qケア通信を応援してください

Qケア通信は、企業・団体・個人の皆さまからのご寄付やご協力によって運営しているメディアです。

病気や障害のある子どもと家族に必要な情報を届け続けるために、皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

Qケア通信を応援する 寄付・助成金の活用実績を見る
記事を検索する →
特性の異なる子どもたちのための「こうえん」
Qケア

特性の異なる子どもたちのための「こうえん」 渋谷で開催中、11月8日まで

声を使わない洋食屋、手探りの駄菓子屋
Qケア

声を使わない洋食屋、手探りの駄菓子屋 「楽しさ」から多様性に触れるイベント、12月5日に下北沢で

ふれる」をテーマに京都・岡崎で
Qケア

「ふれる」をテーマに京都・岡崎で 障害の有無を問わず参加できる文化プログラム、12月3日から