【株式会社ゼネラルパートナーズ(1/2)】障害者の就労を応援 チャーミングケアモールはじまりのパートナー
2020年にオープンしたチャーミングケアモール。
その始まりには、株式会社ゼネラルパートナーズ(以下GP)のサポートが欠かせませんでした。
GPの事業では、チャーミングケアモールご利用のお子さんやご家族にとっても関心の高い「障害者の就労」をサポートしています。
今回は、GPの取り組みやチャーミングケアモールとの出会いについて、広報担当の戸田様と前山様に伺ったお話をもとにご紹介します。
障害者の就労サポートで差別や偏見のない社会へ
GPの創業は2003年。
多様性が注目されるようになってきた現代と比べて、まだ障害者への差別や偏見が根強かった時期です。
そんな中「障害者を知ってもらい、差別や偏見のない社会を実現する」という信念で、日本ではじめて企業として、障害者専門の人材紹介サービスを始めました。
障害者を受け入れる側である企業にも、障害者雇用のためのコンサルタントや、求人作成のアドバイスをおこなっています。
GPの中心となっている3つの事業は、いずれも障害者の就労を全面サポートするものです。
1.障害のある方向けの人材紹介サービス
情報収集が大変な障害者枠での就職活動を、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート。
相談から企業の紹介、エントリーシートや面接の対策はもちろん、内定後や入社後にも相談できます。
オンラインで手軽に就職活動ができる求人サイトを運営しています。
「障害者の雇用実績」や、筆談や車椅子などの「障害配慮」から求人を検索できます。
2.長く働き続けるためのサポート
就労移行支援事業として、長く働き続けることを見据えたスキルアップ研修や就職活動のサポートを行っています。
障害別に選べるコースで、障害や症状に合ったカリキュラムを受けられます。
就職後も最大3年半、安定して働き続けていくためのサポートが続きます。
3.農業生産事業で精神障害のある方に安定的な就労を
就労継続支援A型事業所「GPアスタネ」では、しいたけの生産、販売を通して経験を積み重ねていくことで、精神障害者の経済的自立や一般企業への就職へとつなげていきます。
チャーミングケアモールとの出会い
GPでは、社会問題の解決のために新しい事業に挑戦する起業家をサポートしています。
チャーミングケアモールはその制度のひとつ、社会起業家を支援する「アントレプレナー採用」から事業化し、GPの子会社となりました。
GPとの運命的な出会いについて、チャーミングケア代表の石嶋は次のように語っています。
すぐに企画書を送ったところ、GP代表取締役の進藤さんが大阪まで来てくれて。進藤さんと話したときに、他のベンチャーキャピタルの方とは違い、社会問題を解決していくという意味で同じ目線で向き合え、「やっと共通言語で話せる人に会えた!」と思って。めっちゃ嬉しかったです。
(引用元:talentbook 「チャーミングケア」で病気や障がいがあっても、子どもが笑顔で生きられるように)
GPには、チャーミングケアモールの立ち上げから、資金面だけではなく事務やイベントなど、様々な場面で心強い支援をいただきました。
これからの取り組み
2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大は、社会全体にとって働き方を見直すきっかけとなりました。
すぐにフルリモートの勤務態勢となったGPでは、「在宅勤務という場所や時間にしばられない働き方は、障害者にとっても働きやすい」という気づきがありました。
GPみずからが「誰もが働きやすい働き方」のモデルとなり、社会全体に広げていくことを見据えています。
チャーミングケアモールの商品を使っている子どもたちが大人になる頃、障害者にとっての環境や社会はどのようになっているのでしょうか?
GPの取り組みで、病気や障害があっても、必要な配慮はありながらも差別や偏見なく誰もが一緒に生活したり働いたりすることが、もっと当たり前になっていきそうですね。
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