今注目の「リスキリング」とは?チャーミングケアが選ぶ、おすすめのリスキリングスキルを紹介
「リスキリング」という言葉を聞いたことはありますか?リスキリングとは、仕事をする上で必要となる、新たなスキルや知識を習得することです。
さまざまな事情で働きづらさを抱えるチャーミングケアアンバサダーたちも、リスキリングしながら日々新たな業務にチャレンジしています。
今回はチャーミングケアが独自リサーチした結果をもとに、人気リスキリングスキルのなかから、5つのおすすめのスキルを紹介します。
そもそもリスキリングってなに?目的や定義とは
経済産業省の資料によれば、リスキリングとは「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」 です。
リスキリングは社会人の単なる学び直しではなく、職業における価値を創出し続けるために、必要なスキルや知識を学ぶことを意味しています 。
似た言葉に「リカレント教育」や「生涯学習」といった言葉がありますが、下記のような違いがあります。
・リカレント教育
仕事に生かすための知識やスキルを学ぶことを指すが、リスキリングとは異なり、仕事を離れて学ぶことが前提になっている。
・生涯学習
生涯にわたって行われるあらゆる学習を指し、仕事に関係のない知識やスキルを学ぶことも含まれる。
2022年に岸田総理がリスキリング支援に注力する方針を示したこともあり、日本では今後さらにリスキリングが活発化していくことが予測されています。
経済産業省「リスキリングとは-DX時代の人材戦略と世界の潮流」P.7
リスキリングにおすすめのスキル5選
今回チャーミングケアでは、社会人女性に人気のリスキリングスキルについて独自リサーチを実施しました。ここからは、人気の高いリスキリングスキルのなかから、チャーミングケアがとくにおすすめしたいスキルを5つ紹介します。
1.コミュニケーションスキル
採用時に重視されるポイントの一つであり、職場内の人間関係を良好に保ったり、業務を円滑に進めたりするために必須のスキルです。
テレワークの導入が進んだことにより、オンラインでのコミュニケーションを求められることが増えたため、近年さらに学習ニーズが高まっています。
営業力や、プレゼンテーション技術を向上させたい人にとっても、役立つスキルでしょう。
2.ITスキル
リスキリングが注目されるようになった背景には、企業におけるDX推進があります。パソコン操作やインターネットに関する知識はもちろん、AIやプログラミングに関するスキルを学びたいと考える人も多いようです。
国も「デジタル社会においては、全ての国民が、役割に応じた相応のデジタル知識・能力を習得する必要がある」として、IT関連スキルのリスキリングを重要視しています。
3.ライティングスキル
在宅でできる仕事を探す人や、副業を始める人が増加したためか、ライティングスキルを学ぶ人が増えています。
ライティングスキルには、コンテンツをインターネット検索上位に表示させるための「SEOライティング」や、キャッチコピーやランディングページなどを作成する「コピーライティング」といったスキルがあります。
4.動画編集スキル
YouTubeやTikTokの普及に伴い、動画を用いたマーケティングに力を入れる企業が増えており、動画編集者の需要が高まっています。
最近では、手軽に動画編集できるデジタルツールもあるため、高額な機材や特別な資格がなくても始められるのが魅力です。
5.デザインスキル
クリエイティブ分野で人気の高いスキルがWebデザインです。Webデザインに関するスキルを身につけることで、サイトの制作や修正、保守管理などを請け負うことができます。
パソコン一つで始めることができ、未経験から独学やスクール通いでスキルを身に付けている人も多いようです。
これら5つのスキルは、チャーミングケアアンバサダーたちが仕事に取り組むなかでも、非常に役立っていると感じるスキルです。
チャーミングケアで働くアンバサダーたちは、多種多様なバックグラウンドを有し、国内外からフルリモートで業務にあたっています。
育児や介護の隙間時間を使って働くメンバーが多く、主にslackを使ってやりとりするため、テキストコミュニケーションが中心です。
情報共有やタスク管理には、notionやGoogleのオフィス系ツールなどを活用することで、業務を効率化しています。稼働できる時間が限られているメンバーが多いため、プロジェクトごとに業務を細かく切り出しながら、的確な工数提示と納期設定を心がけています。
リスキリングのヒントは日常生活のなかにも
今回はリスキリングの定義や目的、おすすめのリスキリングスキルについて紹介しました。
「家庭の事情で今は働くことが難しい」「何を学べば良いかわからない」という人は、キャリアの棚卸しをしたり、デジタル化に伴って登場した新しいツールや働き方について調べたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。
病気や障がいのあるお子さんを育てている人であれば、利用している商品やサービスについて知ることも、新たな学びにつながるでしょう。
チャーミングケアサイト内「しる」のカテゴリーでは、病児・障がい児関連の事業を展開する企業や法人について紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
(参考記事)
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