子どもの外見ケアに関する意識調査
【調査協力のお願い】子どものアピアランスケア実態調査を行います
病児・障がい児とその家族を支援する一般社団法人チャーミングケアでは、2024年より「子どものアピアランスケアに関する実態調査」を行います。
国立がん研究センター中央病院が提唱した造語で、広義では「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」と定義されています。
がん治療に伴う外見の変化には、抗がん剤による脱毛・むくみ・皮膚や歯の変化、手術による傷などがあります。」
子どものアピアランスケア小冊子:https://charmingcare.jp/wp-content/themes/facade-theme/images/appearance-care-2304.pdf
■調査背景と目的
当団体では、2022年9月にアピアランスケア支援事業を展開する全国669市町村へヒアリングを行い、事業内容や利用者数等について調査しました。
アピアランスケア支援事業の対象者や助成対象品、助成金額等は自治体によって異なり、回答が得られた320市町村(うち令和3年度の回答数303市町村)において、令和3年度のアピアランスケア支援事業への年間総申請者数は7036人(うち子どもの年間総申請者数11人)という結果でした。
市町村へのヒアリング調査の結果をふまえて、当団体は厚生労働省がん対策推進協議会へ要望書を提出しました。
がん対策推進基本計画策定 子どものアピアランスケアに関する要望 として2022年10月11日に厚生労働省宛に要望書を提出しました。
要望書に対し国からは、「アピアランスケアに関しては全国10施設を対象としたモデル事業を研究班主導で進めていくため、現状把握の調査などは行わない方向で調整中である」との回答を得ました。
上記をふまえて、当団体では小児がんを経験した子どもの声を可視化し、当事者とその家族が本当に必要とするアピアランスケアについて明らかにするための調査を実施したいと考えています。
なお今回の調査については、医療機関様や患者団体様などのご協力をいただいております。
【対談内容ピックアップ】
チャーミングケアでは「子どものアピアランスケアについて考える」をテーマに、小児科医の松本公一先生と対談させていただきました。「すべての小児がん患児の命を救うことはもちろん、治療に伴う副作用をいかに少なくするかが課題だ」と話す松本先生。子どものアピアランスケアについては、医療分野だけではなく、社会全体の問題として取り組まなければならないと捉えています。https://charmingcare.jp/appearance-care/conversation01/
■調査対象と方法
小児がんを経験した子どもとその保護者に対して、オンラインツールを使用したアンケート調査を実施します。
■期間
2024年より(アンケート期間は現在調整中)
■調査回答フォーム
URLを添付(2024年中公開予定)
【法人概要】
一般社団法人チャーミングケア
代表:石嶋瑞穂
所在地:〒563-0050 大阪府池田市新町1-4 池田西山ビル1F
連絡先:072-735-7035
E-mail:info@charmingcaremall.com
HP:https://charmingcare.jp
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