ロート製薬と太陽生命少子高齢社会研究所は、10月10日の「目の愛護デー」にあわせ、全国の未就学児・小学生の子どもを持つ親1,500人を対象に「子どもの目に関する意識調査」を実施した。調査期間は2026年7月16〜21日。

子どもの目の健康を意識している親は、各学齢で約6〜7割。一方、視力を何らかの形で把握している親は、未就学児では54.3%にとどまった。

子どもが自分から「見えにくい」と言うことが「よくある」「たまにある」と答えた親は全体で17.9%、未就学児では6.3%だった。高学年ほど割合が高い傾向がみられた。

調査結果について、東邦大学医療センター大森病院の松村沙衣子准教授は、子どもは見えにくい状態を自分にとって「普通」だと思っていたり、その状態をうまく言葉で伝えられなかったりすることがあると指摘している。
Qケア通信の視点:「言わない」子どもの状態を、どう知るか
自分から訴えないという点は、見え方に限りません。痛み、疲れ、まぶしさ、集中しにくさ。いずれも外からは分かりにくく、本人がその状態を表す言葉を持っていなければ伝わりません。「黒板が見えにくい」ではなく「学校が疲れる」と表現する可能性もあります。
健診や視力検査のように、本人の訴えとは別の方法で確認する機会が要ります。もう一つできるとすれば、その子が自分の状態をどんな言葉で表すのかを一度整理しておくことです。見えにくいとき何と言うのか、「痛い」「しんどい」「分からない」をどう使い分けているのか。新しい言葉を覚えさせるのではなく、すでに使っている言葉と実際の状態との関係を確認する作業です。病気や障害、治療の経験がある子どもでは、自分の体調や困りごとを伝える場面が増えます。
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出典
ロート製薬株式会社・太陽生命少子高齢社会研究所「子どもの目に関する意識調査」(2026年)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000609.000044879.html